コレペティトゥア長田陽介先生による公開レッスンを聴講してきました。
中学3年生 声楽曲:①日本歌曲
②英語曲
今回の公開レッスンでは、「言葉」と「旋律」の関係性を感じながら歌うことの重要性を学びました。
日本歌曲である「花の街」では、まず子音をはっきりと発音し、歌詞がしっかりと日本語として伝わる
ように意識することが大切なことと、言葉の抑揚と旋律のフレーズ感を合わせることで、聴く人の心に
自然に言葉の意味と音楽を伝えられることを感じました。
歌う時の姿勢についても指導があり、息が流れるような姿勢を保つことが良い声につながると学びました。
ただ大きな声を出そうとするのではなく、息の流れを作ることが重要で、その流れがあることで
旋律の表現もしやすくなるというお話が印象に残りました。
英語の曲では、母国語ではない言葉の発音と意味をしっかり理解して歌うことで、一つ一つの短い
フレーズを丁寧に表現できると共に、それを積み重ねることで音楽全体の形を把握し一つの完成された
楽曲として歌うことができることを学びました。
今回のレッスンを通して、歌うことは「綺麗な声を出すこと」だけではなく、全体的な曲の構成と
その曲に込められた意味を理解し表現することだと改めて気づきました。
今回学ばせていただいたことを踏まえ、「表現すること」を意識して取り組んでいきたいと思います。
スタッフ T.I